温熱療法は自然治癒力の土台としての体の発熱作用を、人工的に外から加えてやる治療法です。温熱療法の癌を攻撃する作用は多面的であることが知られています。大きくわけて次の四つです。

@ 癌細胞が正常細胞より熱に弱いという特性を生かした
   直接的な作用。


A 放射線治療や抗癌剤の効果を増加させる作用。

B 癌を栄養する血管を障害して癌を“ひょうろうぜめ”に
   する作用。


C 自然治癒力の柱としての免疫力と協同して癌を排除する
   作用です。




 以上のものに加え温熱療法にはいくつかの重要な特徴をもっています。ひとつは副作用が軽微なため、繰り返して長期にわたって治療が可能である点です。この点は放射線治療や、通常の抗癌剤治療がある所で必ず限界をむかえてしまいそれ以上の治療が困難となることと大きく異っています。また温熱療法は局所治療ですが、花小金井クリニックの方法は最大30cm長径の円形の領域を加熱することができますので、癌の目にみえない周囲への拡りに対しても有効であることが考えられます。その他、外来治療が可能である点や疼痛緩和作用を持つ点は、癌患者さんの生活の質を良好に保つうえで重要です。また癌の温熱療法は単独でも健康保険で認可されていますので、重い経済的負担をかけることはありません。


−加温の原理−
(メーカーカタログより)

 サーモトロン-RF8は図で示すように、両電極に通電されるRF波によって、組織の双電極子およびイオンが1秒間に約800万回もの急速な回転、移動動作を起こし、摩擦熱を発生させる誘電加温方式を採用しています。
 これは組織自体の自己発熱であり、身体の表面から深部までが一様に加温されます。一般的な熱伝導による加温方式に比べ、昇温速度が速やかで、かつ温度制御が正確・容易で、また清潔な環境で使用することができます。


温熱療法については、百万遍ネットホームページ(http://www.taishitsu.or.jp/hyperthermia/index.html)もご参照ください。